
スーパーの豆乳売り場で「抹茶」の文字が目にとまり、手に取ってみると福岡で作られている八女の抹茶を使用した豆乳でした。白いパッケージが多い乳製品売り場ではインパクトがあって目立つデザインだと思います。
味の方はというと、最近の豆乳飲料がそうであるように、これも豆乳独特のクセがなく、口当たりがよくてとても飲みやすい味です。一口目で抹茶のさわやかな香りが立ち上がり、喉につっかえることなくゴクゴク飲め、飲んだ後の余韻も満足のいくものでした。どういう時に飲むのが似合うかを考えてみると、空腹時にお腹満たしとして飲んだり、ほっと一息落ち着きたいときに飲むのがあっていると思いました。
かつて、豆乳飲料は機能性飲料のスーパースターとして市場に登場し、すぐに確固たる市場を形成して今に至っています。市場に受け入れられた最大の理由は、乳製品としての健康感が、植物性というイメージから来る安全・安心感によってビルドアップされたからだと思います。豆乳市場の初期段階は豆乳のクセを無くした飲みやすさの訴求が開発のポイントでしたが、その技術が成熟して一定の豆乳ファンができた今の段階はフレーバーや風味のバリエーション展開、他の素材とのマッチング展開へとステージが移行し、成熟市場の様相になってきています。
かつて、豆乳飲料は機能性飲料のスーパースターとして市場に登場し、すぐに確固たる市場を形成して今に至っています。市場に受け入れられた最大の理由は、乳製品としての健康感が、植物性というイメージから来る安全・安心感によってビルドアップされたからだと思います。豆乳市場の初期段階は豆乳のクセを無くした飲みやすさの訴求が開発のポイントでしたが、その技術が成熟して一定の豆乳ファンができた今の段階はフレーバーや風味のバリエーション展開、他の素材とのマッチング展開へとステージが移行し、成熟市場の様相になってきています。

もう一点の魅力は「どちらも、畑で育ったものであること」です。畑=大地という連想をはたらかせると、大地というイメージが持っているどっしりとした安定感が、飲んだ後の心が落ち着く感じと潜在的に結びついているのではないでしょうか?そう考えると「畑で育った大豆と茶葉が出会った、地に足のついた健康飲料」という商品コンセプトが成り立つと思いました。例えば、大豆と茶葉をアイコン化したパッケージやPOPなどのビジュアルツールが、このコンセプトで出来ると思います。また、素材である八女の茶葉やふくゆたか大豆の特徴が取り入れられると、もっともっと魅力的なコンセプトが出来るとも思いました。
いずれにしろ、この商品はお客様目線で考えるといろいろな可能性を持った商品なので長期的に育成される価値のあるブランドだと思いました。今後の展開をじっくり見守りたいと思います。
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価格:105円
購入場所:東急ストア